校長挨拶
ごあいさつ
校長 久永 記央
皆様におかれましては、平素より本校の教育活動に対し御理解と御協力をいただき、心より感謝申し上げます。
本校にとって、ここ数年は激動の年でありました。令和3年4月1日より学校名が『岡崎工科高等学校』と変わりました。『環境科学科』など新しい学科も新設されました。歴史や伝統は大切に引継ぎ、より一層教育活動に励み、社会で活躍できる人材を輩出し、地域から必要とされ、選ばれる学校となれるよう努力して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
本校の校訓は『誠実・勤勉・健康・実力主義』です。まじめで熱心、他人への思いやりの心が高く、身も心も健康で、知識・技術・技能を兼ね備えた大人(工業人)として、社会で活躍してほしいとの思いを強く持った校訓です。特に「実力主義」という言葉の中には、常に世の中の変化に柔軟に対応できる確かな力を身に付け、前に進みなさいという先達の思いを強く感じます。
さて、コロナ感染症が5類に引き下げられる中、“新しい形・様式”を私たちの手でつくっていく必要があります。すべての関係の皆様が、強く深い”絆”でつながることを切に祈っています。ともに明るい未来を切り開いていきましょう。
学校概要
学校概要
- 学校名称
- 愛知県立岡崎工科高等学校(旧:愛知県立岡崎工業高等学校)
- (あいちけんりつおかざきこうかこうとうがっこう)
- Aichi Prefectural Okazaki engineering department High School
- 課程
- 全日制課程、定時制課程
- 共学・別学
- 男女共学
- 高校コード
- 23192E
- 開校
- 明治45年2月
- 所在地
- 〒444-8555
- 愛知県岡崎市羽根町字陣場47番地
- 電話番号
- 0564-51-1646
- FAX番号
- 0564-51-1648
- メールアドレス
- okako@okazaki-te.aichi-c.ed.jp
設置学科
- 全日制
- 機械科、機械デザイン科、電気科、都市工学科、環境科学科、情報デザイン科
- 定時制
- 機械科
特色
- 校訓
- 誠実 勤勉 健康 実力主義
- 教育目標
- 主体的に学習する態度を身につけ、豊かな教養と工業人として必要な知識・技術・技能を備えた心身ともに健康で向上心に富む人材を育成する。
- 重点目標
- 本校におけるキャリア教育をさらに推進し、自己の将来を考えさせ、自ら向上しようとする意欲を引き出す。
スクールポリシー
◆ 目指す生徒像(育成を目指す資質・能力に関する方針)
○主体的に学習する態度を身に付け、豊かな教養と工業に関連する知識・技術・技能を社会で生かすことができる人
○幅広い知識や価値観を養い、それらを自らの進路選択(就職・進学等)に生かすことができる人
○地球環境や最新の知識・技術に関心があり、地域や社会の健全で持続的な発展を担うことができる人
○探究心に富み、未知の状況においても自ら課題を見つけ、学び、考え、自律的に行動できる人
◆ 本校における学び(教育課程の編成及び実施に関する方針)
○地域・大学・企業と連携したキャリア教育の充実
○個々の生徒の能力に寄り添った習熟度別指導の実践
○教科・科目の特色を十分に生かし、生徒の学習意欲を向上させる指導の重視
○実践的・体験的な学習・実習を通した課題解決型の学びの実現
○技術革新に対応する科学的にものづくりを理解する学びの実現
○共通科目、工業科目のつながりを意識した教科横断的な教育の充実
○SDGs、男女共同参画など仕事と生活を両立するための教育の重視
◆ 入学を期待する生徒像(入学者の受入れに関する方針)
○希望進路実現のため、常に向上心を持ち、さらに人間性を高めるため部活動や資格検定試験に挑戦できる人
○自己の理解はもちろん、他者を尊重し多様な価値観を理解し、積極的に社会性を養うことができる人
○ものづくりへの関心が高く、チャレンジ精神が旺盛で学習、資格取得、地域における活動に積極的に取り組む意欲のある人
○将来の進路に対し明確な希望を持ち、進路実現に向けて粘り強く取り組むことができる人
○環境や福祉、ボランティア活動及び部活動に継続的に一生懸命取り組むことができる人
学校行事
4月 | 入学式、始業式、スポーツテスト |
5月 | 中間考査、 球技大会 |
6月 | 保護者会、修学旅行(3年) |
7月 | 期末考査、終業式 |
8月 | 中学生学校説明会 |
9月 | 始業式、中学生学校見学会 |
10月 | 中間考査、体育大会、岡工祭 |
11月 | 保護者会、防災訓練 |
12月 | 期末考査、修学旅行(2年)、終業式 |
1月 | 始業式 |
2月 | 学習成果発表会、学年末考査 |
3月 | 卒業式、終業式 |
いじめ防止基本方針
Ⅰ ≪いじめの防止等について≫
いじめの定義(いじめ防止対策推進法(平成25年法律第71号))
「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等、当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。
(※1)行為には、仲間はずれや集団による無視など直接的にかかわるものではないが、心理的な圧迫などで相手に苦痛を与えるものや、身体的な攻撃、金品をたかられたり、隠されたりすることなども含む。
(※2)けんか等は除く。
基本的な考え方
いじめは、生徒及び教職員・保護者が「いじめはどこの学校でも、どのクラスでも、どの生徒にも起こりうる」との認識に立ち、いじめられた生徒の心身に深刻な影響を及ぼす許されない行為であり、また、どの生徒でも被害者にも加害者にもなりうるという事実を踏まえ、本校の「いじめ防止基本方針」を定める。教職員は、日頃からささいな兆候を見逃さないように努め、問題を一人で抱え込んでしまわないよう、学校全体で組織的に指導に当たるとともに、保護者や関係機関等とも連携して生徒の心の発達を支援していく。
そのためには、生徒が教職員や周囲の友人との信頼できる関係の中で、学校は安心・安全に生活できる場である必要がある。生徒一人一人が大切にされている実感を持つとともに、本校のスクールポリシーの基本理念に基づき、他者を尊重し多様な価値観を理解し、互いに認め合える人間関係を作り、集団の一員としての自覚と自信をつけることができる学校作りを進めていかなければならない。
Ⅱ いじめ防止対策組織について
組織として対応するために、「いじめ・不登校対策委員会」を設置する。
(1)「いじめ・不登校対策委員会」について
ア 委員会のメンバー構成
校長、教頭、生徒指導主事、教務主任、保健主事、保健部教育相談係、学年主任、学科主任、関係担任、養護教諭、特別支援教育コーディネーター、スクールカウンセラー、(スクールソーシャルワーカー)
イ 指導・支援チーム
委員会が、事案に応じて、適切な教員等をメンバーとする指導・支援チームを決定し、実際の対応を行う。いじめの防止、早期発見、早期対応に当たっては、事案によって関係の深い教職員を追加したり、特にSNSなどによるネットいじめの事案ではインターネットに詳しい教員を加えるなど、適切なメンバーで対応できるように柔軟にチームを組んで対応する。
(2)「いじめ・不登校対策委員会」の役割や機能等
ア 取組の検証(PDCAサイクル)
P(いじめ防止の 年間計画策定)
D( 取組の実施)
C( アンケートの 実施)
A(結果の検証)
イ 教職員への共通理解と意識啓発
- 年度当初の職員会議において、「いじめ防止基本方針」の周知と確認を行う。
- 「いじめ・不登校対策委員会」で検討した内容を職員会議等で報告する。
- 現職研修において、「いじめや不登校」をテーマとした講話等を実施する。
ウ 生徒や保護者、地域に対する情報発信と意識啓発、意見聴取
「学校いじめ防止基本方針」及び「自己評価」「学校関係者評価」の結果をホームページに掲載する
エ いじめに対する措置と対応
オ 重大事態への対応
重大事態が生じた場合には、速やかに教育委員会に報告し、文部科学省「重大事態対応フロー図(学校用)」に基づいて対応する。学校が調査を実施する場合には、「いじめ・不登校対策委員会」が調査の母体となり、事案に応じて適切な専門家を加えるなどして対応する。
Ⅲ いじめの防止等に関する具体的な取組について
(1)いじめの未然防止の取組
ア 道徳教育・人権教育の充実、体験活動・インターンシップ等の推進。
イ 公開授業等を通じた授業改善・分かりやすい授業づくり。
ウ 現職研修の充実。いじめに対する共通理解と適切に対応できる力の向上。
エ 教職員の言動がいじめを助長することのないような指導のあり方。
オ 生徒が規律正しい授業や行動に主体的に参加・活躍できる学校づくり。
カ 他の生徒との関わり合いを通して、生徒自らが人と関わることの喜びや大切さに気づき、互いに関わり合いながら絆づくりを進め、他人の役に立っている、他人から認められているといった自己有用感を獲得させるよう努める。
(2)いじめの早期発見の取組
ア 教職員は、生徒のささいな兆候を逃すことなく、いじめを積極的に認知するよう努める、気づいた情報は確実に共有する。
イ いじめを認知またはいじめの疑いがある場合には、速やかに「いじめ・不登校対策委員会」へ報告し、組織的に対応する。
ウ 定期的な「いじめアンケート」の実施及び追跡調査や、教育相談・個人面談の充実。
(3)いじめに対する措置
ア いじめの発見・通報を受けたら「いじめ・不登校対策委員会」で組織的に対応する。
イ 被害生徒を守り通すという姿勢で対応する。
ウ 加害生徒には教育的配慮のもと、毅然とした姿勢で指導や支援を実施する。
エ 教職員の共通理解、保護者の協力、スクールカウンセラーや警察・専門家や関係機関等との連携のもとで取り組む。
オ いじめが起きた集団へのはたらきかけを行い、いじめを見過ごさない・生み出さない集団づくりを行う。
カ ネット上のいじめへの対応については、必要に応じて警察や法務局等とも連携して行うとともに、日頃から情報モラル教育の充実を図る。
所在地情報
所在地
〒444-8555
愛知県岡崎市羽根町字陣場47番地
TEL 0564-51-1646 (全日) FAX 0564-51-1648
TEL 0564-51-1670 (定時)
mail okako@okazaki-te.aichi-c.ed.jp
アクセス
- JR
- 岡崎駅から1.5km(徒歩20分)
- 名鉄
- 美合駅から3km、男川駅から2km
- バス
- JR岡崎駅より日名町行き「岡崎工高前」下車
- 名鉄東岡崎駅より光ヶ丘経由岡崎駅前行き「岡崎工高前」下車